6月11日は何の日?記念日、歴史上の出来事、有名人誕生日の雑学

6月の何の日

6月11日という日には、古くからの暦に関わるできごとや、現代につながる記念日、さらには誕生日を迎える著名人など、多彩なトピックが存在します。雑学感覚で気軽に流し読みできるよう、以下のような内容を一つにまとめてみました。

  • 記念日に関する話
  • その日に起こった主な出来事
  • 6月11日生まれの誕生日占い
  • この日に誕生日を迎える有名人
  • 6月11日の誕生花と、その花言葉

ちょっとした雑学の参考にどうぞ。

6月11日は何の日?記念日について

入梅【2025年】

「入梅」とは

6月11日の話題としてまず挙げられるのが、季節の節目を示す「雑節」の一つである“入梅”です。定気法による定義では、太陽がちょうど黄経80度に位置するときが入梅にあたり、2025年(令和7年)はその日付が6月11日に該当します。ちょうど梅の実が熟する頃で雨が多くなることから、昔より「梅雨入り」と絡めて入梅と呼ばれるようになったとされています。

梅雨入りと入梅の変遷

昔は「入梅を境にほぼ1か月が梅雨期になる」という考え方もあったようですが、地域や年ごとの気象条件に幅があるため、現代では専門の機関(気象庁など)の観測データをもとに梅雨入りを判断する方式が主流になっています。

傘の日

6月11日は雑節の“入梅”にあたる年が多いことを由来に、日本洋傘振興協議会が「傘の日」をこの日に固定で制定しました。傘の歴史をひも解くと、エジプトやペルシャの古代遺跡に残る壁画には、4千年ほど前から日傘としての道具が使われていたことを示す痕跡があるそうです。

日本の「和傘」の由来

和傘は5?6世紀頃に朝鮮半島を経由して伝来したものが源流といわれています。平安時代末期の絵巻物として有名な『源氏物語絵巻』にも、その姿が描かれているため、かなり古くから用いられていたとわかります。江戸時代には「提灯張り」「障子張り」と並んで、和傘作りも副業的に人気を博していました。

ビニール傘と“お金が貯まる人”の関係

実はビニール傘を開発したのは、日本の傘問屋「武田長五郎商店」(現・ホワイトローズ株式会社)で、昭和30年代の初めに世界に先駆けて製品化されたといわれています。
また、一部の調査では「お金を貯められる人は、たびたびビニール傘を買わずに自分の傘を携帯している」ことが特徴の一つとして挙げられるそうです。これはリスク管理やコスト意識などが要因で、ビニール傘が悪いわけではなく、そういった心構えが重要という考え方が示されています。

傘の日と関連する記念日

  • 雨漏りの点検の日
    6月11日は雨の多い時期で傘の日にもあたるため、全国雨漏検査協会が「建物の雨漏りチェック」に注意を促す日としています。
  • 学校図書館の日
    1997(平成9)年6月11日に「学校図書館法の一部改正」が公布されたことを受け、全国学校図書館協議会が記念日に制定。改正後は、全国の学校に図書室が必ず設置されることや、司書教諭の配置が義務付けられました。

6月11日にちなんだ語呂合わせ系の記念日

  • 布おむつの日
    布おむつは昔「襁褓(むつき)」とも表記しましたが、その読みが「6月(むつき)」と通ずることと、「おむつ(6)はいい(11)」という語呂を合わせ、布おむつのレンタル事業を行う関西ダイアパーリース協同組合が6月11日に記念日を定めています。

追悼・歴史に関する6月11日の記念日

  • 古田織部忌
    戦国時代の武将でありながら茶人や陶器作家としても活躍した古田織部の命日が慶長20年(西暦1615年)6月11日にあたります。緑がかった独特の意匠が特徴の「織部焼」を生み出したことで知られています。

世界の6月11日に関する記念日

  • カメハメハ・デー(ハワイ)
    ハワイ王朝を築いたカメハメハ1世が、1810(文化7)年の6月11日にハワイ諸島の全域を統一したことにちなみ、ハワイ州ではこの日を記念日に定めています。

6月11日に起こった出来事

日本初の銀行設立

1873(明治6)年6月11日、日本で初めてとなる銀行「国立第一銀行」が開業に至りました。国立という名が付いていますが、これはアメリカの“National Bank”をそのまま翻訳したものにすぎず、実際には民間の銀行です。また、当時の行員には武士出身の者も多く、客との対応で衝突が起こりがちだったという逸話も残っています。

「銀行」という言葉の由来

英語の“bank”を「金行」とする案と「銀行」とする案があったところ、当時初代総監役に就いていた渋沢栄一が響きの良さを理由に「銀行」を採用したともいわれます。
この「国立第一銀行」はその後「第一勧業銀行」を経て、いまのみずほ銀行に連なり、同じ流れで第二国立銀行(横浜銀行)や第三国立銀行(富士銀行 → みずほ銀行)なども次々に誕生。明治期には150超の「国立銀行」ができましたが、合併や解散で姿を消すものも多かったようです。そんな中、新潟県の「第四銀行」は創立当時の商号を今も継いでおり、現存する最古の銀行といわれています。
なお、6月11日は「国立銀行設立の日」という記念日にもなっています。

電話機の発明者が正式に決まった日

以前は、電話の発明者といえば1876(明治9)年に特許を取得したアレクサンダー・グラハム・ベルだと考えられていました。しかし、実際には約20年早い1854(安政元)年頃、アントニオ・メウッチがすでに機械的な電話機を作っていたことが後になってわかります。
当時は特許の取得が世に広まっていたため、教科書などでは電話機の発明者としてベルの名前が長らく使われてきました。ところが、アメリカ合衆国議会が2002(平成14)年6月11日に決議案269を採択し、「真の電話機の発明者はアントニオ・メウッチである」と公式に認めたのです。
ただし、ベルの実績は「実用化された電話機の考案者」として再評価され、今日に至っています。

その他の6月11日に関する主なトピック

  • 1868(明治元)年閏4月21日(新暦6月11日)
    明治政府が「政体書」を発布し、統治の基本方針を公に示す。
  • 1901(明治34)年
    イギリスの探検家ジェームズ・クックが見出したクック諸島が、ニュージーランドの属領に定められる。
  • 1939(昭和14)年
    アメリカのニューヨークに野球殿堂博物館が創設される。
  • 1972(昭和47)年
    当時の通産大臣・田中角栄が著書『日本列島改造論』を刊行。

6月11日の誕生日占い

6月11日生まれの人は、占星術や運勢の観点からしばしば以下のように評価されます。

  • 星座:ふたご座
  • 守護星:水星
  • 自然素:風
  • :黄色
  • 主な特徴
    • 多芸多才で、洞察力に優れる
    • 直感が冴え、周囲に魅力的に映りやすい
    • 深い愛を求めがち
    • 情熱的な一方で優越感に浸りやすく、計画性が疎かになりやすい
    • 勤勉で好奇心旺盛
    • ときに威圧的な態度をとってしまうことも

もちろん、人によって当てはまる部分とそうでない部分があるため、あくまで参考程度にとらえてください。

6月11日が誕生日の有名人

以下、敬称略・順不同で、6月11日生まれの著名人をピックアップしてみました。

  • 徳川家宣(1662年6月11日)
    江戸幕府第6代将軍
  • ジョン・コンスタブル(1776年6月11日)
    風景画を多く残したイギリスの画家
  • ジュリア・マーガレット・カメロン(1815年6月11日)
    写真家として初期の芸術写真に大きく貢献
  • リヒャルト・シュトラウス(1864年6月11日)
    ドイツの作曲家で『ばらの騎士』『英雄の生涯』などを作曲
  • 豊田喜一郎(1894年6月11日)
    トヨタ自動車の創始者
  • ジョー・モンタナ(1956年6月11日)
    NFLのスターQB
  • 鈴木由美子(1960年6月11日)
    漫画家、『白鳥麗子でございます!』の作者
  • 関俊彦(1962年6月11日)
    アニメやナレーションなどで活躍する声優
  • ジャン・アレジ(1964年6月11日)
    F1で活躍したレーシングドライバー
  • 沢口靖子(1965年6月11日)
    俳優
  • 津田健次郎(1971年6月11日)
    声優・俳優
  • チェ・ジウ(1975年6月11日)
    韓国の俳優
  • 山口もえ(1977年6月11日)
    タレント
  • 山添寛(1985年6月11日)
    お笑いコンビ・相席スタートのメンバー
  • 田中理恵(1987年6月11日)
    新体操の元選手、タレント
  • 新垣結衣(1988年6月11日)
    俳優・モデル
  • 渡嘉敷来夢(1991年6月11日)
    WNBAにも挑戦した女子バスケットボール選手
  • 滝菜月(1993年6月11日)
    アナウンサー
  • 間宮祥太朗(1993年6月11日)
    俳優
  • りょう(1993年6月11日)
    YouTuber(東海オンエア)
  • 佐々木彩夏(1996年6月11日)
    ももいろクローバーZのメンバー
  • ジェシー(1996年6月11日)
    SixTONESのメンバー
  • 南沙良(2002年6月11日)
    モデル・俳優
  • 加部亜門(2003年6月11日)
    俳優

他にも多くの方がこの日に生まれています。

6月11日の誕生花:アガパンサスとベニバナ

6月11日に縁のある代表的な花は「アガパンサス」と「ベニバナ」です。それぞれの花言葉と由来を見てみましょう。

月日 誕生花 花言葉
6月11日 アガパンサス 「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」
6月11日 ベニバナ 「愛する力」「熱中」「包容力」

アガパンサス

  • 花言葉:「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」
  • 由来
    ギリシア語で“愛”を表す“アガペー”と、“花”を意味する“アンサス”が合わさった言葉が名前の由来とされ、「愛の花」という意味を持ちます。「知的な装い」は、淡い青紫の涼しげで上品な花姿からきているといわれています。

ベニバナ

  • 花言葉:「愛する力」「熱中」「包容力」
  • 由来
    『源氏物語』に登場する女性「末摘花(すえつむはな)」が、地味な容姿にもかかわらず純粋に光源氏への思いを貫いたことから、最終的に愛を得るに至ったという物語に基づくそうです。ベニバナは茎の先端に咲く黄色や赤い花を摘んで染料を作ることから「末摘花」と呼ばれたと伝わっています。

まとめ:6月11日の多彩な魅力

6月11日は、季節の節目を告げる「入梅」や、「傘の日」などの記念日がある一方で、日本初の銀行設立や電話機の発明に関する歴史的な出来事も重なる、興味深い日です。

また、この日に生まれた著名人には、歴史に名を残した偉人から、スポーツ選手、俳優、アーティストなど、さまざまな分野で活躍する人物が多数います。誕生花であるアガパンサスとベニバナの花言葉も、「恋の訪れ」「愛する力」など、どこか前向きなメッセージを持っています。

こうして振り返ると、6月11日は単なる1日ではなく、歴史や文化、自然が織りなすエピソードが詰まった、奥深い日であることがわかります。ちょっとした雑学として、あるいは何かの話題のきっかけとして、ぜひ覚えておいてください。

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