6月14日には、世界的な意義をもつ国際デーから地域色の強い記念日まで、さまざまな事柄が集約されています。ここでは、6月14日の記念日や歴史上のエピソード、誕生日を迎える方々の話題や花言葉などをひとまとめにご紹介します。
- 記念日にまつわるトピック
- 歴史的できごと
- 6月14日生まれの占い
- この日に生まれた有名人
- 6月14日の誕生花と花言葉
ちょっと気になったときの豆知識として、ぜひお役立てください。
6月14日はどんな日?記念日について
世界献血者デー
ABO式血液型を最初に提唱したカール・ラントシュタイナー博士の誕生日を祝し、下記の国際機関が共同で6月14日を記念日に制定しています。
- 国際赤十字・赤新月社連盟
- 世界献血団体連盟
- 国際輸血学会
英文では “World Blood Donor Day” と呼ばれ、世界中の献血活動を推進する大切な日です。
ABO式血液型誕生の背景
ラントシュタイナー博士は、赤血球の表面に付着した数多くの分子(抗原)が、異なる性質をつくり出していることを発見しました。たとえば博士自身の赤血球には「A抗原」が含まれ、次にまったく別タイプの「B抗原」も存在すると突き止めたうえで、特徴を持たない分子を「C抗原」と名づけました。
こうして、
- A型:A抗原をもつ
- B型:B抗原をもつ
- C型:抗原が見られない
と区分され、その後、AとB両方の性質を併せ持つ「AB抗原」が見つかったため「AB型」が追加されます。
O型の呼び名について
本来は何も特徴を持たない「C型」を「0型」(数字のゼロ)と表す案が出たところ、論文上でアルファベット順に並んだ「0」が “O” と混同され、以降はO型として一般に広まったとされます。
また、ドイツ語で「~なし」を意味する “ohne” の頭文字をとってO型と呼ぶようになった、という説も伝わっています。
さらにある血液型の雑学
- 最初の人類はO型?
紀元前40万年前後に出現した最初期の人類の血液型は、抗原の特徴がないO型だったという仮説があり、A型やB型はその後に生まれ、最後にAB型が登場したとされています。 - 世界で最多の血液型
調査結果によれば、現代の全人類の約40%がO型で、A型が約30%、B型が約25%、AB型が約5%程度だとの推計があります。なかでも南米に住む人々はO型率が高いともいわれています。
手羽先記念日
1981(昭和56)年6月14日に創業した外食チェーン「世界の山ちゃん」を展開する企業が、自社設立日を記念して制定したもの。名古屋名物として知られる “手羽先の唐揚げ” への感謝を表す日とされています。
毎年6月14日前後には、この日にちなんだキャンペーンやイベントが各店舗で行われることもあるようです。
その他の6月14日の記念日
- 認知症予防の日
アルツハイマー病の原因を解明したアロイス・アルツハイマー博士(1864年6月14日生)にちなんで、日本認知症予防学会が制定。 - モリシの日
2002(平成14)年のサッカーW杯日韓大会で、日本代表がチュニジア代表と対戦した際、森島寛晃選手の先制ゴールを祝して作られたものです。
はじまりに関連する記念日
- 映倫発足の日
1949(昭和24)年6月14日に「映画倫理規定管理委員会」が設立されたことを受け、この日が記念日に。映画の内容に応じて年齢制限を設ける機関として知られています。 - 開発支援ツールの日
1996(平成8)年6月14日に文書自動生成ソフト「A HotDocument」が発売されたことを記念し、その開発元が独自に制定しました。
読み方や発音に基づく記念日
- 球音を楽しむ日
2000(平成12)年6月14日に東京ドームで行われたプロ野球の巨人対横浜戦で、応援の鳴り物が自粛され、投球や打球音をじっくり味わうことができた一戦にちなんで設けられたとされます。
飲食にまつわる記念日
- へきなん赤しその日
赤しそが6月に収穫のピークを迎えることと、「いい(1)し(4)そ」のごろ合わせを踏まえ、愛知県碧南市の生産者団体が制定しています。
諸外国の6月14日に関連する記念日
- フラッグデー(アメリカ)
1777(安永6)年6月14日に星条旗が正式な国旗として採用されたことにちなみ、合衆国の旗を讃える日として設けられました。
6月14日に起こった主なできごと
五輪旗が制定
1914(大正3)年6月14日、国際オリンピック委員会(IOC)の創立20周年を記念する場で、オリンピックシンボルとして有名な “五輪旗” が公式に認められました。近代五輪の礎を築いたクーベルタン男爵が提示した
世界の五大陸が互いに交わり、連帯する
という理念が、このシンボルに込められています。
同日を記念し、「五輪旗制定記念日」としても扱われています。
勝鬨橋が完成
1940(昭和15)年6月14日、東京都中央区にある可動橋「勝鬨橋」が竣工しました。当時の物流では船を利用する水運が重要だったため、大型の船が通れるよう中央部分が跳ね上がる仕組みが採用されています。かつては東洋一と称えられ、路面電車の線路まで設置されていました。
現在では機械設備が停止して橋は開かず、ロックされた状態が続いていますが、定期的な見学会や夜間のライトアップが行われ、歴史的にも貴重な建造物として親しまれています。
また、多彩な作品の舞台にもなり、特に漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の一編「勝鬨橋ひらけの巻」では、壮大なモチーフとして登場し、ファンの間で名エピソードとされているようです。
そのほか6月14日のできごと
- 1910(明治43)年
民俗学者・柳田國男が編集した『遠野物語』の初版が出版されました。初版としては異例の大部数が刷られたといわれます。 - 1949(昭和24)年
映画のレイティングを取り扱う映倫(映画倫理規定管理委員会)がスタート。 - 1982(昭和57)年
フォークランド諸島をめぐるイギリスとアルゼンチンの紛争が終結。 - 2008(平成20)年
東京メトロ副都心線・池袋~渋谷区間が全通し、正式に開業。
6月14日の誕生日占い
6月14日生まれの方には、一般的に以下のような特徴があるといわれています。
- 星座:ふたご座
- 守護星:水星
- 自然素:風
- 色:黄
- 主な性格的傾向
- 主体性が強く、行動力に富む
- パートナーへの愛情表現がストレートで深い
- 真意を簡単には見せない面がある
- 細部に慎重で、石橋を叩いて渡るタイプ
- 良くも悪くも白黒はっきりさせることが多い
- 意外と頑固さが表に出る場合も
- 割と実直でアート気質な部分を持つ
あくまでも占いの一例であり、当てはまらない人もいますので参考程度にご覧ください。
6月14日生まれの有名人
6月14日生まれとして知られる主な方々をピックアップします(敬称略)。
- シャルル・クーロン(1736年6月14日)
物理学者。電気量を測る「クーロンの法則」を示し、電気単位にも名を残す。 - 山縣有朋(1838年6月14日・天保9年閏4月22日)
日本の第3・第9代内閣総理大臣。 - アロイス・アルツハイマー(1864年6月14日)
アルツハイマー病を初めて報告した精神科医。 - カール・ラントシュタイナー(1868年6月14日)
ABO式血液型を発見した病理学者。 - 山脇敏子(1877年6月14日)
服飾や美術教育の先駆者で、山脇美術専門学院の創設者。 - 川端康成(1899年6月14日)
『伊豆の踊子』『雪国』などで有名な小説家。 - チェ・ゲバラ(1928年6月14日)
革命運動で知られる医師・政治活動家。 - 椎名誠(1944年6月14日)
『岳物語』『アド・バード』などで名高い作家。 - ドナルド・トランプ(1946年6月14日)
実業家、元アメリカ大統領。 - 三田明(1947年6月14日)
俳優・歌手として活躍。 - 宮内洋(1947年6月14日)
俳優。特撮シリーズへの出演で知られる。 - ボーイ・ジョージ(1961年6月14日)
カルチャー・クラブのボーカルとして80年代に世界的ヒット。 - 永井美奈子(1965年6月14日)
アナウンサー。バラエティ番組でも活躍。 - 大塚寧々(1968年6月14日)
俳優。多くのテレビドラマや映画に出演。 - シュテフィ・グラフ(1969年6月14日)
女子テニスの元世界女王。 - カンニング中島(中島忠幸)(1971年6月14日)
お笑い芸人。カンニング竹山とのコンビで有名。 - 前田智徳(1971年6月14日)
元プロ野球選手。広島東洋カープで活躍。 - 比嘉愛未(1986年6月14日)
女優。ドラマや映画で多彩な役柄をこなす。 - 溝端淳平(1989年6月14日)
俳優。幅広いジャンルの作品に出演。 - 藤井風(1997年6月14日)
シンガーソングライター。独自の音楽性が話題。 - 中川大志(1998年6月14日)
俳優。ドラマから映画まで幅広い領域で活躍。 - ツウィ(TWICE)(1999年6月14日)
世界的に人気のK-POPグループのメンバー。
ほかにも多くの方々が、6月14日に生まれています。
6月14日の誕生花と花言葉
6月14日にゆかりのある花としては、「グラジオラス」「ハルシャギク」「シモツケ」「ブルースター」が有名です。それぞれの花言葉や由来を見ていきましょう。
月日 | 誕生花 | 花言葉 |
---|---|---|
6月14日 | グラジオラス | 「密会」「思い出」「忍び逢い」 |
6月14日 | ハルシャギク | 「いつも陽気」「一目惚れ」 |
6月14日 | シモツケ | 「はかなさ」「無駄」「無益」 |
6月14日 | ブルースター | 「幸福な愛」「信じあう心」 |
グラジオラス
- 花言葉:「密会」「忍び逢い」「用心深さ」など
- 由来:
ヨーロッパでは恋人同士が人目を避けて会う際、花の本数で合流時間を示し合ったという伝承があるため、ひそかな愛の意味を帯びるようになったといわれています。
ハルシャギク
- 花言葉:「いつも陽気」「一目惚れ」
- 由来:
鮮やかな黄色や赤のコントラストが明るい印象を与え、見た瞬間にハッとするような魅力が由来とされています。
シモツケ
- 花言葉:「はかなさ」「無駄」「無益」
- 由来:
雄しべが長く伸びる姿がか弱い印象を与えるほか、中国のとある悲痛な伝説が背景にあり、戦そのものを「無益」と象徴する意味合いが込められているとも言われます。
ブルースター
- 花言葉:「幸福な愛」「信じあう心」
- 由来:
欧州の結婚式風習「サムシングブルー」にちなんだ話が有名。誠実を表す青い色から「信頼」や「祝福」が象徴されています。
まとめ
6月14日は、国際的な記念日から地域に根ざしたものまで、多様な出来事が重なる日です。「世界献血者デー」では、カール・ラントシュタイナー博士の功績を称え、献血の重要性を世界中で啓発する機会とされています。
また、「手羽先記念日」や「認知症予防の日」など、飲食や健康に関連する記念日もあり、身近な生活の中でも意識されることが多い日です。
歴史的には、オリンピックの象徴である「五輪旗」の制定や、東京都の「勝鬨橋」の竣工など、時代を超えて語り継がれる出来事が数多くあります。
6月14日生まれの著名人には、科学者や政治家、スポーツ選手やアーティストまで幅広い分野の人々が名を連ねています。また、誕生花である「グラジオラス」「ハルシャギク」「シモツケ」「ブルースター」には、それぞれ愛や幸福、慎重さなどを象徴する花言葉があり、個性を彩る意味合いが込められています。
6月14日は、歴史や文化、占いなどさまざまな視点から楽しめる日。ぜひ、気になる話題をチェックしてみてください。