「5月13日にはどんな出来事があったの?」
気になったときにサクッと読める雑学として、5月13日に関するさまざまな情報をまとめました。
- 記念日
- 歴史的な出来事
- 誕生日にちなんだ占い
- 5月13日生まれの著名人
- 誕生花とその花言葉
など、幅広いトピックをピックアップ。ちょっとした話のネタにもなるので、気軽にチェックしてみてください!
5月13日の記念日
カクテルの日 🍸
📅 5月13日は「カクテルの日」
この記念日は、1806年5月13日 にアメリカの週刊誌「バランス・アンド・コロンビア・リポジトリ」が、カクテルという言葉の定義を初めて文書化したことに由来しています。
前週(5月6日号)に「カクテル」という言葉が登場した際、多くの読者から「カクテルとは何か?」という質問が寄せられ、それに対する回答が掲載されたのが5月13日でした。
このことから、アメリカを中心に5月13日が「World Cocktail Day」とされ、日本でも以下の4団体によって記念日として制定されています。
- 日本バーテンダー協会
- 日本ホテルメンバーズ協会
- プロフェッショナル・バーテンダーズ機構
- 全日本フレア・バーテンダーズ協会
📌 カクテルの歴史と定義
カクテルは、基本的にベースとなるお酒に、他のアルコールやジュースなどを混ぜた飲み物のことを指します。
実はこのような飲み物の文化は古代ローマや古代ギリシャの時代からすでに存在していました。
1806年に文書化された際のカクテルの定義は、
「お酒の種類を問わず、砂糖・水・少量の苦味を加えた刺激的な飲み物」
とされており、これは現在の「ビタースリング」と呼ばれるカクテルに近いものとされています。
当時、カクテルは単なる嗜好品ではなく、選挙運動を盛り上げる「妙薬」として紹介されていたのも興味深いポイントです。
愛犬の日 🐶
📅 1956年5月13日、「愛犬の日」の始まり
この記念日は、出版業を営む誠文堂新光社の創設者であり、当時の社長であった小川菊松氏が発案したものです。
📌 「愛犬の日」が生まれた背景
戦後の日本ではさまざまな犬種が飼われるようになりましたが、犬に関する知識や関心をより広めたいという思いから、1956年5月13日、東京・日比谷公園で犬に関するイベントが開催されました。
当時の日本では、動物に関する大規模なイベントはまだ珍しく、このイベントが全国的な愛犬ブームのきっかけとなりました。
📌 開催されたイベント内容(一部)
- 愛犬の健康相談(病気・狂犬病予防など)
- 良い飼い主の表彰
- レコード・ワンテスト(犬の能力や動きを競う)
- 一芸披露(芸をする犬のパフォーマンス)
- 犬のファッションショー
- 犬との散歩に似合うコーディネート紹介
- 愛犬との写真撮影会
- 大規模な散歩イベント(日比谷公園から東京駅八重洲口付近まで)
📌 愛犬の日の影響
このイベントの成功を受け、以後全国各地で犬に関する催しが頻繁に開催されるようになり、日本におけるペット文化の発展にも大きく貢献しました。
メイストームデー 🌪️
📅 5月13日は「メイストームデー」
この日は、バレンタインデーから88日後にあたることから、「八十八夜の別れ霜」や「5月に吹き荒れる嵐(メイストーム)」にちなんで、カップルが別れを切り出すのに適した日とされています。
由来となった「八十八夜の別れ霜」は、立春から88日目に降りる霜が、その年の最後の霜になるとされる故事です。
また、日本では5月頃に吹く強い風を「メイストーム」と呼びますが、これは和製英語で、春の終わりとともに天候が荒れやすいことを示しています。
竹酔日(竹植うる日) 🎋
📅 5月13日は「竹酔日」
この日は、中国の伝承に由来しており、旧暦5月13日には竹が酒に酔っているため、移植しても気づかず、よく成長すると信じられています。
そのため、中国ではこの日に竹を植えると、竹が繁茂すると考えられてきました。
トップガンの日 ✈️
📅 5月13日は「トップガンの日」
この記念日は、1986年5月16日にアメリカで公開されたトム・クルーズ主演の映画『トップガン』にちなみ、アメリカで毎年5月13日に開催される「トップガンデー」のイベントに合わせて制定されました。
映画の続編である『トップガン マーヴェリック』の日本配給会社である東和ピクチャーズ株式会社が、この日を記念日として正式に制定しています。
5月13日にまつわる追悼の日
📌 花袋忌(田山花袋の命日)
📅 1930年5月13日
- 小説家・旅行作家として活躍した田山花袋の忌日
- 代表作:『蒲団』『生』『田舎教師』
海外の5月13日に関する記念日
📌 ロツマ島の日 🇫🇯(フィジー)
📅 1881年5月13日
- フィジーに属するロツマ島がイギリスの植民地となったことを記念した日
5月13日に起こった出来事
坂本龍馬とお龍の旅:日本最初の新婚旅行
📅 1866年5月13日(旧暦:慶応2年3月29日)
坂本龍馬とその妻・お龍が、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の主峰・高千穂峰に登頂しました。
📌 高千穂峰の山頂と天逆鉾
高千穂峰の山頂には、古くから「天逆鉾(あまのさかほこ)」と呼ばれる鉾が突き立てられています。これは、日本神話に登場する神々が日本列島を創造する際に使用したとされるものです。
坂本龍馬はこの天逆鉾について、後に姉へ宛てた手紙の中で、
「私はお龍の前で、刺さっている鉾を抜いてみせました」
と記しています。
この記述から、龍馬とお龍も実際に天逆鉾を目にしたと考えられています。
📌 女人禁制の山に挑んだお龍のエピソード
当時、高千穂峰は女人禁制とされていました。しかし、坂本龍馬の負傷回復のための療養旅行として薩摩藩を訪れていた2人は、次のような理由でこの登山に臨みました。
- 坂本龍馬の傷を癒すための慰安旅行(寺田屋事件で負傷)
- 看病を続けたお龍の献身
- お龍が龍馬を慕う気持ち
これらの想いから、お龍は男装をして登山に同行しました。登山案内人や龍馬が制止したものの、お龍は強い意志を貫き、高千穂峰へ登ることを決意したと伝えられています。
📌 「日本初の新婚旅行」とされる理由
この高千穂峰登頂を含む薩摩藩への旅行が、日本で最初の新婚旅行とみなされています。
もっとも、「新婚旅行」という概念がまだ存在しなかった時代であるため、これについては諸説あります。
余談:天逆鉾の現在
現在、高千穂峰の山頂にある天逆鉾はレプリカです。
これは、かつて火山の噴火で破損してしまったためですが、
オリジナルの柄の部分は今も地中に埋まっているとされています。
研究者によれば、掘り起こすことは難しいものの、天逆鉾の遺構は今も高千穂峰の山頂に眠っていると考えられています。
ファティマの予言とその他の歴史的出来事
ファティマの予言が伝えられる
📅 1917年5月13日(大正6年)
ポルトガルの小さな村ファティマにて、3人の子どもたちの前に聖母マリアが出現したとされる奇跡が起こりました。
この出来事は、ローマ教皇およびカトリック教会によって正式に認められている聖母出現のひとつであり、現在も多くの信者によって語り継がれています。
ファティマの第三の予言:いまだ明かされぬ謎
ファティマでの出来事は、1916年(大正5年)から始まったとされています。
天使の使いと3人の子どもたち
ルシア(中央)、フランシスコ(右)、ジャシンタ(左)という3人の子どもたちの前に天使の使いが何度も現れ、彼らに特別な祈り方を教えました。
📅 1917年5月13日
聖母マリアが現れ、子どもたちにこう伝えます。
「毎月13日、同じ場所に来て祈りを捧げなさい。」
これ以降、彼らは聖母の言葉を守り、毎月13日に同じ場所を訪れ続けました。その中で3つの重要なメッセージを受け取ったとされています。
📌 第一の予言:第一次世界大戦の終結
📌 第二の予言:第二次世界大戦の勃発
この2つの予言は驚くほど正確に的中したといわれています。
📌 第三の予言:いまだ謎に包まれたメッセージ
第三の予言については、当時のローマ教皇が「あまりにも衝撃的な内容である」として公表を控え、歴代の教皇にのみ受け継がれることが決定されました。
ある教皇は、
「この予言を読んだとき、その内容にあまりの衝撃を受け、気を失った。」
と言われています。
その後、第三の予言の開示を求める声が強まりましたが、バチカンはこれを厳重に秘匿。過去には、予言の内容を知ろうとする人々の間で事件や死者が出るほどの騒動も発生しました。
📌 現在の状況
この「ファティマの第三の予言」は、2023年末時点でもバチカン市国内のいずれかの宮殿内に保管されており、内容は未だ公にされていません。
その他の5月13日の歴史的出来事
📅 1221年(承久3年4月20日)
- 第85代 仲恭天皇 が即位。
📅 1879年(明治12年)
- 和田維四郎が、日本初となる地質調査報告書「山梨県地質取調報告」を作成。
📅 1994年(平成6年)
- プロ野球セ・リーグが「危険球制度」を導入。
- ピッチャーが頭部に危険なボールを投げた場合の処分を明確化。
📅 2007年(平成19年)
- 日本初のPFI方式による刑務所「美祢社会復帰促進センター」が山口県美祢市に開設。
📌 PFI方式とは?
公共施設を直接整備するのではなく、民間資金を活用し、施設の建設と運営を民間企業に委託する手法。
5月13日生まれの性格と特徴
📅 星座:牡牛座(おうし座)
🌟 守護星:金星
🌿 エレメント:土
🎨 ラッキーカラー:ネイビー
📌 5月13日生まれの特徴
- 創造力が豊かで、独自のアイデアを生み出せる
- 強い野心を持ち、目標に向かって努力を惜しまない
- 粘り強く、ひたむきに物事に取り組む
- 周囲からは控えめな印象を持たれることが多い
- 自然と異性を惹きつける魅力がある
- 大切な人には深い愛情を注ぐ
- 時に衝動的な行動を取ることがある
- 無意識のうちに高圧的な態度を取ってしまうことも
- リーダーシップがあり、人を引っ張る力がある
- 勤勉で、努力を惜しまないタイプ
※ あくまで占いの参考として、自分らしさを大切に! 😊
5月13日生まれの著名人一覧
📅 5月13日生まれの人物を紹介します。(敬称略)
歴史・宗教・思想
- 法然(1133年生) – 僧侶、浄土宗の開祖
- 福地源一郎(1841年生)(別名:福地桜痴) – ジャーナリスト・劇作家
芸術・文学・音楽
- アーサー・サリヴァン(1842年生) – 作曲家、オペラ創作の第一人者
- 三木卓(1935年生) – 小説家・翻訳家(代表作:『路地』『裸足と貝殻』)
- 鈴木光司(1957年生) – 小説家(代表作:『リング』『らせん』)
- 山田パンダ(1945年生) – ミュージシャン(かぐや姫)
- スティーヴィー・ワンダー(1950年生) – 世界的ミュージシャン
- 童子-T(1969年生) – ミュージシャン
- DJケミカル(1982年生) – ミュージシャン(FUNKY MONKEY BABYS)
科学・医学
- ロナルド・ロス(1857年生) – 医師、マラリア病の研究者
映画・演劇・エンターテインメント
- 由利徹(1921年生) – 喜劇俳優
- 中村メイコ(1934年生) – 俳優・歌手
- ハーヴェイ・カイテル(1939年生) – 俳優
- 加藤晴彦(1975年生) – 俳優
- 井上和香(1980年生) – タレント
- 野波麻帆(1980年生) – 俳優
- 熊田曜子(1982年生) – タレント
- 村田太志(1982年生) – 声優
- ロバート・パティンソン(1986年生) – 俳優(『トワイライト』シリーズで知られる)
- 黒川芽以(1987年生) – 俳優
- 三浦奈保子(1987年生) – 俳優・タレント
- 滝沢カレン(1992年生) – ファッションモデル・タレント
- アサヒ(1999年生) – 歌手(Little Glee Monster)
スポーツ・お笑い・バラエティ
- ボビー・バレンタイン(1950年生) – 野球選手・指導者
- デニス・ロッドマン(1961年生) – NBAバスケットボール選手
- 太田光(1965年生) – お笑いタレント(爆笑問題)
- 谷五郎(1953年生) – タレント・ラジオパーソナリティ
- 間島淳司(1978年生) – 声優
まとめ
5月13日は、宗教・文学・音楽・スポーツ・映画など、多方面で活躍した人物が生まれた日です。世界的に有名なスティーヴィー・ワンダーやロバート・パティンソン、また歴史的な人物として法然などが名を連ねています。
それぞれの分野で大きな影響を与えた人物の誕生日として、5月13日は意義深い日と言えるでしょう。
5月13日の誕生花とその花言葉
📅 5月13日の誕生花には、「サンザシ」「ハナビシソウ」「カキツバタ」「ボロニア」などがあります。それぞれの花に込められた意味や由来をご紹介します。
🌿 5月13日の誕生花と花言葉
花の名前 | 花言葉 |
---|---|
サンザシ | 「慎重」「希望」 |
ハナビシソウ | 「富」「成功」 |
カキツバタ | 「幸せは必ず訪れる」「思慕」 |
ボロニア | 「芳香」「心が和む」 |
🌸 サンザシ(Hawthorn)
💬 花言葉:「希望」「慎重」
📌 由来
- サンザシはイギリスで「メイフラワー(Mayflower)」と呼ばれ、春の訪れとともに美しく咲くことから「希望」の花言葉が生まれました。
- 一方、「慎重」という花言葉は、サンザシの枝に鋭いトゲがあることが由来とされています。
🌼 ハナビシソウ(California Poppy)
💬 花言葉:「富」「成功」
📌 由来
- 原産地アメリカ西部では、春になると一面が黄金色のハナビシソウで覆われるほど咲き誇ります。
- この美しい景色を見たスペインの探検家たちは、「黄金の西部」と名付け、その繁栄の象徴として「富」「成功」の花言葉がつけられました。
💜 カキツバタ(Iris laevigata)
💬 花言葉:「幸せは必ず訪れる」「思慕」
📌 由来
- 古くから日本文化に親しまれてきた花であり、万葉集にも登場するカキツバタ。
- その詩の中には、恋人を待ち続ける気持ちが詠まれたものが多く、その影響から「思慕(慕う心)」の花言葉が生まれました。
- また、「幸せは必ず訪れる」は、カキツバタが毎年美しく咲く姿にちなんでいます。
🌿 ボロニア(Boronia)
💬 花言葉:「芳香」「心が和む」
📌 由来
- ボロニアはミカン科の植物であり、その花から漂う柑橘系の爽やかな香りが特徴です。
- そのため、「芳香」「心が和む」といった香りにまつわる花言葉がつけられました。
📌まとめ: 月13日を振り返って
5月13日は、さまざまな記念日や歴史的出来事がある特別な日です。
- 「カクテルの日」 🍸
1806年にカクテルという言葉が初めて文書化されたことを記念する日。 - 「愛犬の日」 🐶
1956年、東京・日比谷公園で開催された犬に関するイベントがきっかけで制定。 - 「メイストームデー」 🌪️
バレンタインデーから88日後、カップルが別れやすいとされる日。 - 「坂本龍馬とお龍の日本初の新婚旅行」
1866年、坂本龍馬とお龍が霧島連山・高千穂峰を訪れたことが、日本初の新婚旅行とされる。 - 「ファティマの予言」
1917年、ポルトガルのファティマで聖母マリアが出現したとされる日。
また、スポーツ・芸術・科学などさまざまな分野で活躍した著名人が誕生した日でもあります。
5月13日生まれの方は、創造力が豊かで、粘り強く目標を追い求める性格の持ち主とされています。
さらに、誕生花のサンザシ、ハナビシソウ、カキツバタ、ボロニアは、それぞれ「希望」「成功」「幸せ」「癒し」といった前向きな花言葉を持っています。
🌿 今日という日を、歴史や文化に思いを馳せながら過ごしてみてはいかがでしょうか? 🎉